受講生の声
当日の進行を想定した事前準備により、会議の場で考えるべき論点を見失わないようになった
実務でファシリテーションを行う際は、行き当たりばったりで望むのではなく、仕込みとしての事前準備を行うようになりました。
同時に、当日のさばきについても勉強した内容に忠実に想定をし、特に汎用的な論点のステップを必ず考えるようになりました。このことで、声の大きな方や感情的な方から発言があっても、落ち着いて対応できるようになり、会議の場で考えるべき論点を見失わないようになったと感じています。その効果として、結論の出ない会議や会議の時間延長が大幅に減り、生産性が高まりました。
(製薬・20代担当者)海外顧客とのタフな交渉にも学びを活かせている
海外顧客との交渉におけるアンカリングについて考えさせられました。日本ではお互いある程度想定内で交渉がスタートしますが、海外顧客との交渉では、想定外のアンカリングが出てくることがしばしばあります。
タフな交渉においても、当社および相手の状況、海外情勢、市況など、具体的な理由をもって相手に丁寧に説明し、信頼関係を構築して、価値創造の議論までこぎつけるための道筋を作っていくことができるようになりました。もう少し早く受けたかったという気持ちもあります。
(化学:40代課長)ロールプレイを通じて、これまでのファシリテーションの不足を痛感。準備の考え方が変わった
ロールプレイを繰り返してきたことで、実践時の準備の考え方が変わりました。
ファシリテーションを実践するにあたっては、これまではいかにスムーズに議論を活性化させ、脱線させずに整理し、成果としてまとめていけるか?が重要だと思っていましたが、コントロールしすぎると、うまく完結したように見えても、議論に納得感を持たせられていなかったり、議論が不足してしまうことがあるということに気づかされました。
(商社・30代担当者)ファシリテーターの役割の重要性を痛感、これまで以上に準備を徹底する習慣を作りたい
個人ではなくチームで考え、多様な意見から最適解を導く機会が増えています。ファシリテーションとは司会進行だけでなく「メンバーの知恵を引き出し、生産性高く、最適解を出すための組織での問題解決の技術」であることを認識しました。
会議の目的とゴールを明確にした上で、参加メンバーの貢献意欲を引き出しながらも、議論を整理し、合意形成を行っていくプロセスを設計する。自分の解に参加者を導くのではなく、チームとしての最適解に到達させることが、実行フェーズでの成果に影響することを実感しています。
(広告・30代担当者)