受講生の声
経営のフレームワークを知り実務でも活用できるようになった
グロービスの授業は、事前課題を踏まえ、ディスカッション形式で進みます。最初はグループのメンバーと、その後は、講師の方がファシリテーターとなってクラスの全員と議論します。講師の方は教える力と受講生から意見を引き出す高いファシリテーション力を持っています。
意見が上手く伝わらない場合は、周囲に理解できるよう咀嚼してくださるので、安心して発言することができました。毎回の授業でのグループディスカッションで、メンバーと様々な質問や意見を交わす中で、「そのような見方もできるのか!」と新たな気付きを得られます。受講するたびに、視野の広がりを実感すると共に、多面的に物事を捉える癖がつきました。
また、事前課題やディスカッションの中で自分の意見を整理する際に、経営のフレームワークや分析手法を実際に用いる点も有用です。書籍等による独学に比べて圧倒的に実践的な学びを得ることができるため、業務へスムーズに取り入れることができました。受講後は、様々な場面で自信を持って意見を述べることができるようになったと感じています。
企業経営の全体像を理解することができた
受講後に大きく変化したのは、仕事に対するモチベーション。受講後はそれまで以上に大きく上昇しました。というのも、「マーケティング・経営戦略基礎」を受講し、企業経営はどういう流れで構成されているのか、その中で担当部門が果たすべき役割はどのようなものなのかを理解できたからです。
この科目では、例えば自社のビジネスの流れを分析する「バリューチェーン」というフレームワークを学びます。具体的には、会社のビジョンや戦略を実現するために、調達、開発、流通、マーケティング、販売などのプロセスが、 まさに鎖のように関わり合って相互に影響し合うことを、実在の企業事例を通して学びました。
おかげで、自社の各部門の役割やその連携がどのように成立しているのかを理解でき、他部門を含めて会社や所属部署に対する愛着がより増しました。その結果、自部署だけでは解決できない大きな課題に対しても積極的に取り組めるようになり、「お客様のニーズをあの部署と一緒にこのように対処すれば、お客様に喜んでもらえるのではないか」「この強みをこんな形で活かせば、お客様の課題解決に役立てるのではないか」といったアイデアがどんどん出てくるようになりました。