中田 有吾

人材マネジメント講座

講師紹介

中田 有吾

中田 有吾 Nakata Yugo

東京大学経済学部卒業、大阪大学大学院経済学研究科修了。
西日本旅客鉄道、リクルートマネジメントソリューションズ、グロービスを経て、PICコンサルティングを設立。組織間マネジメントと、グローバル経営における人材マネジメントに関するコンサルティングを手がける。

クラス運営方針
組織の人事部に所属している方、組織をマネジメントする立場にある経営者やマネジャー、マネジメントを受ける立場にあるがどうにも組織の意図が見えずに悶々とされている方、幅広い立場の方々の参加をお待ちしています。

このクラスでは、個人や組織を動かす上でリーダー個人の頑張りだけに依存するのではなく、仕組みを活用する意義は何か、どうすれば有効に仕組みを活用できるか、について議論します。ケースとしては、人事制度や組織構造に関する話を見ていきます。

ただし、クラスでの狙いは人事制度に詳しくなることではありません。
「人事制度や組織構造といった“道具”を使うことで、どのような組織を作りたいのか?つまり、人材マネジメントの本当の目的は何なのか」に重点を置きます。様々な立場の方からの意見で議論を深めていきましょう。

皆さんにクラスでこだわっていただきたいのは、以下の3点です。
・経営者はどのような意図をもって人事制度や組織構造を定めているのか、しっかり読み解く。
・ある時点では良いマネジメントであったとしても、時が経つとミスマッチになることがある、その変化に敏感になる。
・意図をもって用意した“道具”でも、意図が正しく伝わらないことは多い。どうすれば正しく伝わり、正しく活用されるのか、そのための経営者とマネジャーの果たす役割について考え抜く。

経営者や人事部といったポジションにある方には「自己満足、思い込みの人材マネジメントにならないために何をすべきか?」を考え抜いていただきます。
職場をマネジメントする(もしくは、これからその立場を目指す)方には「人事部任せで現場に主体性の無い人材マネジメントにしない、そのための自分の役割は何か?」を考え抜いていただきます。

考えれば考えるほど決断が難しくなるのが人材マネジメントの難所ではありますが、そこで決断する勇気と覚悟をこのクラスで磨いていきましょう。

皆さんと一緒に学んでいけることを楽しみにしています。

担当科目

中田 有吾 ページです。GMSなら幅広いカリキュラムを1科目から受講可能。