クリティカル・シンキング講座
講師紹介
池上 真之Ikegami Masayuki
ユーゴスラビア生まれ。アメリカ在住だった中学生時代にプログラミングで賞を受賞し、学生時代を通じてプログラミングに熱中する。慶応義塾大学理工学部を卒業後、外資系コンサルティングファーム「A.T.カーニー」に入社。様々な業界のコンサルティングを手がけた後、DeNaとNTTドコモの合弁会社「エブリスタ」の立ち上げに携わり、同社代表取締役社長に就任。『王様ゲーム』『奴隷区』などメガヒット作を次々と生み出し、スマホ小説ブームを作る。15年3月末に退任し、現在は放送局や出版社のデジタル戦略コンサルティングに従事する。
主な著書に『会社を辞めて年収が上がる人、下がる人 ~ヒットメーカーが教える「格差社会の生存戦略」~』(小学館・2016年)
クラス運営方針
例えば、こういったことはありませんか?
・説得する相手が論理的でないせいで、話が通じない
・メールがついつい長くなってしまう
・なかなか自分なりの主張ができない
・アイディアは思いつくけれど、根拠が考えられない
これらはすべて、クリティカルシンキングで解決可能な問題です。
クリティカルシンキングの学習は、スポーツにおける「筋トレ」に似ています。
・・・・・
【頭の「 筋肉」を、みんなで鍛えましょう】
頭の「筋トレ」は、「理論」を知ると、ぐっと効率が上がります。
反対に、間違った方法でトレーニングするとケガすることもあります。
普段から頭の中の「鍛える場所」を意識するだけでも鍛えられます。
ただし、頭の「筋肉」も運動と同じように、理論を詰め込んだだけでは身につきません!
「継続的にトレーニング」をすることで、ようやく鍛えられます。
習うより慣れよ。継続は力なり。
みんなでトレーニングをして、頭の「筋肉」を鍛えていきましょう!
・・・・・
【実戦で役立つ「柔軟性」を身につけていきましょう】
勿論、「筋トレマニア」になってはいけません。
トレーニングしたことは、どんどん「ビジネスの現場」で役立てましょう。
鍛えた筋肉も、はじめは思うように実戦の場で動かないかもしれません。
私自身も、コンサルからベンチャーの経営へとキャリアを移す中で、いろいろな壁にぶつかりました。
しかし、何度も実戦で頭を捻っているうちに、置かれた環境や場面に応じた、柔軟な「頭の使い方」ができるようになりました。
頭の筋肉は目的達成の「道具」にすぎません。
実際に使っていく中で、柔らかくほぐして、身体に馴染ませていきましょう。
・・・・・
冒頭に掲げた問題のいくつかは、私自身もコンサルから事業家に転身した際に苦労した点でもあります。
これらは一見、クリティカル・シンキングとは関係ないような気がします。
しかし、こうした問題も頭の「筋肉」を鍛えて、実戦の中で使える柔軟性を身につけていくことで、必ず解決できるようになります。
スペースの都合上、全ては説明できませんが、ここでは例えば「説得する相手が論理的でない」場合について、簡単に説明します。
相手の説明が論理でなかったとしても、多くの場合、人は何らかの「目的」のもと、何らかの「情報」をもとに、人それぞれに異なる「基準」でものごとを判断しています。
(なかには当てはまらないタイプの人もいて、それはそれで対処の仕方がありますが、少数です)
相手を論理で「説得する」のではなく、論理的に相手の内面を捉えて、目的達成に一番いい方法をとることが、本当に実戦的なクリティカルシンキングです。
・・・・・
仮に、皆さんの上司の方が、いつも理屈の通じない方だったとします。
でも実はその上司の方は「本来は論理的な人なのだけど、立場上、理不尽なことを部下に言わざるをえない」という状況にある、ということも考えられます。
そうだとすると、部下がいくら「上司が論理的でない」と嘆いても無駄です。
もしかしたら、皆さんが、その上司の方が「理不尽にならざるをえない理由」を探して取り除かなければいけないのかもれません。
それも、もしかしたら理不尽な方法で。
このように、頭の「筋トレ」で鍛えた「筋肉」は、自分の置かれている状況を客観的に捉えて、目的達成に一番有効な解決策を導き出すために、まず自分の内面において使われるものです。
言動など自分の外面を飾るアクセサリーではありません。
確かに、鍛えあげられた肉体は外見も美しいものですが、ビジネスのために鍛える頭の「筋肉」は、見せるためのものであってはいけないのです。
「筋トレ」をするとしたら、なるべく内側から鍛えることが大切です。
・・・・・
クリティカルシンキングは、鍛えれば誰でもできるようになります。
そして、その応用範囲は非常に広く、様々なことに役立ちます。
皆さんにお会いできることを楽しみにしています!
・説得する相手が論理的でないせいで、話が通じない
・メールがついつい長くなってしまう
・なかなか自分なりの主張ができない
・アイディアは思いつくけれど、根拠が考えられない
これらはすべて、クリティカルシンキングで解決可能な問題です。
クリティカルシンキングの学習は、スポーツにおける「筋トレ」に似ています。
・・・・・
【頭の「 筋肉」を、みんなで鍛えましょう】
頭の「筋トレ」は、「理論」を知ると、ぐっと効率が上がります。
反対に、間違った方法でトレーニングするとケガすることもあります。
普段から頭の中の「鍛える場所」を意識するだけでも鍛えられます。
ただし、頭の「筋肉」も運動と同じように、理論を詰め込んだだけでは身につきません!
「継続的にトレーニング」をすることで、ようやく鍛えられます。
習うより慣れよ。継続は力なり。
みんなでトレーニングをして、頭の「筋肉」を鍛えていきましょう!
・・・・・
【実戦で役立つ「柔軟性」を身につけていきましょう】
勿論、「筋トレマニア」になってはいけません。
トレーニングしたことは、どんどん「ビジネスの現場」で役立てましょう。
鍛えた筋肉も、はじめは思うように実戦の場で動かないかもしれません。
私自身も、コンサルからベンチャーの経営へとキャリアを移す中で、いろいろな壁にぶつかりました。
しかし、何度も実戦で頭を捻っているうちに、置かれた環境や場面に応じた、柔軟な「頭の使い方」ができるようになりました。
頭の筋肉は目的達成の「道具」にすぎません。
実際に使っていく中で、柔らかくほぐして、身体に馴染ませていきましょう。
・・・・・
冒頭に掲げた問題のいくつかは、私自身もコンサルから事業家に転身した際に苦労した点でもあります。
これらは一見、クリティカル・シンキングとは関係ないような気がします。
しかし、こうした問題も頭の「筋肉」を鍛えて、実戦の中で使える柔軟性を身につけていくことで、必ず解決できるようになります。
スペースの都合上、全ては説明できませんが、ここでは例えば「説得する相手が論理的でない」場合について、簡単に説明します。
相手の説明が論理でなかったとしても、多くの場合、人は何らかの「目的」のもと、何らかの「情報」をもとに、人それぞれに異なる「基準」でものごとを判断しています。
(なかには当てはまらないタイプの人もいて、それはそれで対処の仕方がありますが、少数です)
相手を論理で「説得する」のではなく、論理的に相手の内面を捉えて、目的達成に一番いい方法をとることが、本当に実戦的なクリティカルシンキングです。
・・・・・
仮に、皆さんの上司の方が、いつも理屈の通じない方だったとします。
でも実はその上司の方は「本来は論理的な人なのだけど、立場上、理不尽なことを部下に言わざるをえない」という状況にある、ということも考えられます。
そうだとすると、部下がいくら「上司が論理的でない」と嘆いても無駄です。
もしかしたら、皆さんが、その上司の方が「理不尽にならざるをえない理由」を探して取り除かなければいけないのかもれません。
それも、もしかしたら理不尽な方法で。
このように、頭の「筋トレ」で鍛えた「筋肉」は、自分の置かれている状況を客観的に捉えて、目的達成に一番有効な解決策を導き出すために、まず自分の内面において使われるものです。
言動など自分の外面を飾るアクセサリーではありません。
確かに、鍛えあげられた肉体は外見も美しいものですが、ビジネスのために鍛える頭の「筋肉」は、見せるためのものであってはいけないのです。
「筋トレ」をするとしたら、なるべく内側から鍛えることが大切です。
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クリティカルシンキングは、鍛えれば誰でもできるようになります。
そして、その応用範囲は非常に広く、様々なことに役立ちます。
皆さんにお会いできることを楽しみにしています!
担当科目
クリティカル・シンキング講座を受講した受講生の声

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