企業が将来どれだけのキャッシュフローを生み出すかを現在価値で評価したのが企業価値である。株主価値は、そこから負債を差し引き、株主に帰属する価値を求めたもの。
企業を評価する指標として、従来は売上高、経常利益が重視されていた。しかし、近年になって欧米流の株主重視の考え方が広まるにつれ、わが国でも株主価値の最大化が求められるようになってきた。
なお、株主が受け取る配当が大きいことが株主にとって価値が高いとと考える人もいるが、これは誤りである。過度の配当によって社内留保が減り、適切な投資ができなくなると、むしろ将来のキャッシュフローが減少し、株主価値は低下してしまうからだ。
■ 関連語
企業価値、資本コスト、フリー・キャッシュフロー、ROE、EVA