ファシリテーション&ネゴシエーション

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人を動かし、知恵や意欲を引き出す
リーダーとして一定レベル以上の成果を仕事であげるには、「人を動かす」「人の知恵や意欲を引き出す」「複数の利害関係者の意見をまとめて合意形成を行う」ことを避けては通れません。これらを成し遂げるためにこの科目では、ファシリテーションを、プロジェクトを遂行したり、日常業務を遂行する際のチーム能力を最大化するための方法論としてとらえます。またネゴシエーションは表面上の駆け引きのテクニックとしてではなく、互いの利得を考えたり、自身さらには関係者にとっての価値をどう創造していくのかの方法論としてとらえます。


合意形成のプロセスを進めるための考え方を身につける
ビジネスの現場においては、複数の関係者がよりよい結果を求めて合意形成を図る必要性が多くなっています。合意形成を図るために必要なスキルとして、ファシリテーションでは、お互いの意見や利害を乗り越えて合意に至ることを主眼に置きます。あるべき合意点に向けて、議論をリードしていくための、議論の設計方法、論点の構造化、実際の場面でのさばき方を学びます。また、ネゴシエーションでは、そのような要素を持ちつつも、加えて双方の意見や利害の違いを活用して、新たな価値を創出することを目指します。
体験と振り返りを通じてポイントを深く理解する
授業では数多くのロールプレイを行い、参加者としてファシリテーション&ネゴシエーションを体験します。そして、グループもしくはクラス全体で振り返りを行うことで、ファシリテーションとネゴシエーションのポイントを理解していきます。こうしたプロセスを通じて、「自分が決め・実行させる」という命令型のリーダーシップではなく、「引き出し・決めさせ・自ら動く」ことを実現する合意形成・ファシリテーション型のリーダーシップと、「協働」により新たな価値を生み出す交渉スキルを磨いていきます。

講師からのメッセージ
立教大学大学院文学研究科教育学専攻修士課程修了。大手私鉄会社を経てグロービス入社。現在、カリキュラム全般の統括管理・品質管理業務のほか、思考系科目を中心にコンテンツ開発に携わる。共著書に『MBAクリティカル・シンキング』(ダイヤモンド社)がある。「協働」により新たな方法や枠組みを生み出す力を養う
グローバル化や技術進化によって、多くの分野で既存のやり方が通用しなくなってきました。その中では、新たなやり方、枠組みを自ら創り上げていくことが必要です。そのためには社内外を問わず、様々な専門家の力を結集し、また文化や価値観が異なる人々との折衝、協働が必要です。それに対応するため、リーダーには様々な人の知恵を引き出し、メンバーの意欲を高める「ファシリテーション力」、単なるパイの取り合いを超えて“ 違い”を最大限活用して価値を生み出す高度な「ネゴシエーション力」が益々求められています。習得は決して容易ではないですが、この科目での実践的な訓練を通じ、これらの力を高めて頂きたいと思います。
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